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初めて繋がった2年前の頃のこと


初めて家族会に参加したのは、今から

ちょうど2年前の8月の会。

お盆の真っ最中ということで、参加人数はとても少なかった記憶があります。


その頃は私は岡山の実家に戻ることは

ほぼ決まっていましたが、まだ関西に住んでいたので、新幹線を使っての参加でした。


会の後半では分かち合いにも参加させていただき、今まで誰にも話せなかったことがここでは話せる、という思いからか、私はせきを切ったように、死ぬほど大変だったこの数か月の間のこと、今の状況などしゃべり続けました。


それまで、外部と言えば、わらにもすがる思いで電話した市の相談室と命の電話程度でしたが、いただいた回答はただ「シェルターがあると思うので、自分で調べてそこに逃げて」というアドバイスだけ。結局藁は頼れる綱にはなってくれませんでした。


そんな中でダルクの書籍を通じて知ったのが家族会だったのです。

濁流に流されていく私に浮き輪を投げてくれる存在が見つかった、そんな大きな安堵感をどこかで感じつつも、聞こえてくる分かち合いの中身はかなりハードなのにも関わらず、笑いさえあちこちで起きている、不思議な空間といった印象でもありました。


それでも、この会のどこかで、本人用の良い薬や療法の情報を手に入れられるに違いない…2年前の私の焦点は、ただただ、私を大変な目に合わせた本人をどうやって変えるのか、それだけだった気がします。


そんな被害者モードバリバリの状況から私は家族会での学びをスタートさせました。(続く)


※間が空くかもしれませんが、この先はまた、ブログに寄稿させていただきます。 

          執筆者S






 

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