介護施設に勤めている。職員から
「今度来る人アル中なんやって!」と申し送り。新しく来られる利用者さん。アルコール依存症で精神科へ入院していて、退院したところとのこと。
悪意と偏見に満ちてるな…世の中の見方は、まだこんなものなのかなぁ。アルコールでこんな言われ方なら、薬物ならどれほど言われるんやろ…
最近某大学の大麻問題が話題になっている。若い人の薬物使用が増えているのを感じる。大麻は外国で合法化されていたり、医療用としても使われるため、体に悪くない、とSNSに書かれているのを見かける。
合法でも市販薬やアルコールなど重度の依存症をもたらす物質は沢山ある。ネット上では、OD(薬の過剰摂取)や薬物の入手方法、使用方法まで、様々な情報が飛び交っている。生きるのがしんどい人が増えていて、楽になる方法を探しているのだろう。
若い人が仲間うちで誘われて、「1回くらいなら大丈夫」と言われたら断れないかもしれない。好奇心もあるだろう。元々生きづらさや発達障害などを抱えていたら、その1回がきっかけで薬物にはまるかもしれない。ネットの情報を信じて足を踏み出してしまったら、大変な事になる。
若い時から、薬物について教育してほしい。しんどい時、頼れるところを教えてほしい。SNSの情報を鵜呑みにしないで!
マスコミも有名人が捕まったら、ここぞとばかりに叩くのをやめて欲しい。その人のことを知らないのに、ダメな人間とか立ち直れないとか、言わないで。
回復しようと頑張ってる人はいっぱいいる。そちらへ焦点を向けて欲しい。
私達は、薬物依存症者の家族として、
正しい情報を発信したい。薬物にはまってからではなく、はまる前に踏み止まる事ができるようにお手伝いしたい。今困っている当事者、家族に回復出来るよ、と伝えたい。
依存症に対して偏見ではなく、理解を。みんなに優しい社会になりますように。
執筆者 F
ご投稿 感謝です^_^
小さい時から 依存症の事を しっかり教育していく 社会になって欲しい!
偏見の無い おおらかな 社会に なる事を 祈っています。
本当そう思います。
当事者も家族も社会も居場所
沢山あってほしいです。